OnePlus 9/9 Pro VoLTE有効化手順・ahamo疎通
非root化
PDC使用
手持ちの中国版OnePlus 9 Pro(OxygenOS 11.2.4.4/LE15DA)で、
VoLTE有効化とahamoでの疎通に成功したので手順をメモ。
ADB導入とかは載せないので必要であれば各自ググってください。
試してませんが、EU版や北米版でも同じ手順でいけると思います。
①ドライバー署名の無効化
以下の手順に従ってWindowsの設定を変更。
②ドライバーをインストール
下記のリンクから、以下のinfファイルを使ってドライバをインストール。
・qdbusb.inf
・qcser.inf
③QPSTとUSBドライバをダウンロード
何故か自分の環境ではこのバージョンのPDCでないと認識されなかった。
解凍したら、「Driver」フォルダに入っている「Qualcomm USB Driver V1.0.exe」をインストールしておく。
その後、「QPST.2.7.496.1.exe」でQPSTをインストール。
④端末をadbで接続
開発者オプションを有効にして、USBデバッグをONにする。
純正ケーブルまたはUSB 3.2 Gen2でPCに接続。
(古い規格でなければ多分動くが、確認が取れたのはこの2つ)
⑤adb shell実行、PDC起動
コマンドプロンプトを管理者権限で開き、下記コマンドを実行。
adb reboot ftm
端末の画面が暗転し、中国語のメッセージが表示された後再び暗転。
続いて以下のコマンドを1行ずつ実行。
adb shell
setprop sys.usb.config diag,diag_mdm,qdss,qdss_mdm,serial_cdev,dpl,rmnet,adb
PDCで認識可能なモードに入る。
(コマンドプロンプトはそのままにしておく)
上記が終わったら、 Windowsのスタート等からPDC(オレンジと白のアイコン)を起動。
上部のプルダウンから端末が認識されていることを確認する。
⑥Oversea-Commercial DS無効化
ここもリンク引用。手順に従って無効化する。
「4. PDCで原因サービスを取り除く」の「STEP.3 Oversea-Commercial DSを取り除く」を実施。
そこから下の手順が若干異なるのでこの部分だけを参考にするように注意。
⑦ahamo用の設定を有効化
「CZ-VoLTE-Vodafone」を項目の一覧から探し、Sub0とSub1をActiveに設定する。
もしahamo以外のSIMでこの記事を見に来ている人は、
有効にすべき項目はネットに転がっていると思うので調べてください。
⑧端末再起動
端末はボタン操作を受け付けない状態になっているため、コマンドプロンプトで
adb reboot
を実行し再起動。
成功していればステータスバーにVoLTEのアイコンが表示され、
通話とSMSが受信/送信成功するはず。
以上、引用まみれだが簡単な手順のまとめ。
基本的な手順はそこまで変わっていないが、段々とVoLTE有効化のハードルが上がってきている印象。
自分の環境ではPDCが認識しない泥沼にハマったが、QPSTのバージョンを変えたらスンナリいけた。
もしリンクが切れていたらコメントで教えてください。